アルバニージー首相のメロン発言が炎上
オーストラリアのアルバニージー首相が7月初旬に公開されたポッドキャスト番組で、女性司会者から「海外の首脳から贈られた最も変わった物は?」と尋ねられ、5月の日豪首脳会談で高市早苗首相から贈られた「クラウンメロン」を挙げた。
司会者が「どうやって検疫を通過したのか」と尋ねると、アルバニージー首相は身ぶりを交えながら「しかも、彼女(高市氏)はメロンを2つも持ってきた」と応じた。この発言が性的な含意を持つものと受け止められ、大きな批判を呼ぶ事態となっている。
前駐豪大使が「侮辱的」と批判
この発言をめぐり、オーストラリアの全国紙が山上信吾・前駐オーストラリア大使の寄稿を掲載した。山上氏は「首相の性的なメロンの冗談は無礼なだけでなく、両国の緊密な絆を裏切った」としたうえで、「特別な戦略的パートナーである日本の指導者をカジュアルに侮辱した。侮辱的で思慮を欠く」と厳しく指摘した。
野党は謝罪要求、首相は拒否
この一件を受け、野党の保守連合(自由党・国民党)はアルバニージー首相に対し、高市首相への謝罪を要求している。しかしアルバニージー首相は「女性を軽視したとの批判は認めない」として、謝罪を拒否する姿勢を示している。
同じ番組で別の失言も
アルバニージー首相は同じ番組内で「誰と寝たいか、結婚したいか、デートしたいか」という質問ゲームを振られた際、「自分の結婚が終わるなら、確実にオーストラリア出身の歌手カイリー・ミノーグだ」と回答したことも報じられている。この発言についても「女性蔑視的で下品」との批判が野党や世論から相次ぎ、首相側は「無条件で謝罪する」との声明を発表する事態に発展していた。
日豪関係への影響、今後の焦点
日本とオーストラリアは「特別な戦略的パートナーシップ」を掲げ、安全保障・経済の両面で関係を深めてきた間柄だ。一連の発言が両国関係にどの程度の影響を及ぼすのか、また首相側が今後どのような対応を取るのか、引き続き注目される。


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