「ママ応援企画」が一転、「夏休み企画」に変更
とんかつ専門店「松のや」の公式Xが7月29日、「ママ応援企画」と題したキャンペーンを告知した。15歳以下の子どもと母親が対象のワンコインクーポンで、「パパ応援企画も考え中」とも添えられていた。
しかしこの投稿には「独身女性はダメで子持ちのママはいいということか」「特定のカテゴリーの人だけが使えるクーポンは印象が悪い」といった批判が相次いだ。公式Xは同日中に「配慮が足りず、申し訳ありません」と謝罪し、翌30日には「ママ応援企画」を「夏休み企画」へと変更したことを発表した。
なぜ「ママ限定」企画は批判されたのか
特定の属性の人だけを対象にした割引企画は、対象外の人に疎外感を与えやすく、近年はSNS上で批判を集めやすい傾向にあるとされる。今回のケースも、対象を限定した意図自体は好意的なものだったとみられるが、結果として受け止められ方が分かれる形になった。
新しい「夏休み企画」ワンコインクーポンの内容
変更後の「夏休み企画」は、対象を限定せず「どなたでもご利用できます」とされている。ただし、企画のために準備していた原料は、現在の為替レートになる前の契約分であるため提供できる数に限りがあるといい、終了時期は未定のまま、原料がなくなり次第終了するとしている。
運営する松屋フーズとは
松のやを展開する松屋フーズは、牛丼チェーン「松屋」で広く知られる外食企業だ。松のやはとんかつ専門店として展開する姉妹ブランドで、リーズナブルな価格帯のとんかつメニューを提供する店として親しまれている。
迅速な方針転換が示す、企業とSNSの向き合い方
批判を受けてから1日足らずで方向転換し、謝罪と代替企画を打ち出したスピード感は、近年の企業のSNS炎上対応の一例として注目に値する。
意図と受け止められ方のズレが生じやすいSNS時代において、企業側の迅速な対応がどこまで評価されるか、今後の反応にも関心が集まりそうだ。


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