トランプ氏、W杯表彰式で再びブーイング なぜ物議に

トランプ氏、W杯表彰式で再びブーイング なぜ物議に スポーツ

北中米W杯決勝の表彰式に、トランプ米大統領が出席した。ブーイングを浴びながら入場したものの、選手や監督に笑顔でメダルを掛けている。

黄金の優勝トロフィーを国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長と一緒に、スペインのロドリ主将へ授与する場面もあった。

降壇を促されても表彰台にとどまる

インファンティノ会長に降壇を促されるような場面もありながら、ロドリがトロフィーを掲げて選手らが喜びに沸く瞬間も、トランプ氏は表彰台の端にとどまり続けた。

選手たちの歓喜の瞬間に主役ではない立場でありながら居続けるという行動が、SNS上などで物議を醸すことになった。

昨年のクラブW杯でも同様の行動

実は同じ会場で行われた昨年のクラブW杯の表彰式でも、トランプ氏は似た行動を取っており、当時から物議を醸していた。

今回で2度目となるこうした行動パターンから、意図的なパフォーマンスなのか、それとも単に大会への強い思い入れの表れなのか、様々な見方が広がっている。

「注目を浴びて満足そうな様子」

AFP通信は「トランプ氏は、自身が『恐らく世界史上最も成功したスポーツイベント』と呼んだこの大会の最後に、注目を浴びて満足そうな様子だった」と伝えている。

今大会は北中米3カ国共催という初の形式で開催されており、開催国の一つである米国の現職大統領としての立場を強く意識した行動だったとも考えられる。

スポーツイベントと政治の交錯

スポーツの祭典に現職の政治指導者が深く関わることは、これまでも度々議論を呼んできたテーマだ。

選手たちの晴れ舞台であるべき表彰式が、政治的な存在感を示す場として利用されているとの批判もある一方、大会の成功を国内外にアピールする狙いがあったとの見方もできる。

今後への影響

今回の一連の行動が、今後の国際スポーツイベントにおける来賓の扱いにどのような影響を与えるのか注目される。

次回大会以降、同様の場面でどのような対応が取られるのか、FIFA側の対応も含めて関心が集まりそうだ。

米国内での受け止め方

米国内でもトランプ氏の一連の行動については賛否が分かれている。

支持者からは大会成功をアピールする姿勢として肯定的に受け止められる一方、批判的な層からは大会の主役であるべき選手たちの晴れ舞台を奪う行為として厳しい目が向けられている。

今大会全体の総括として

史上初めて参加48チームに拡大した今大会は、記録的な視聴者数を集めるなど大きな成功を収めたとされる。

その締めくくりの場面で起きた今回の一件が、大会全体の評価にどう影響するか、しばらく話題になり続けそうだ。

FIFAとの関係性

インファンティノ会長とトランプ氏の親密な関係は、これまでも度々話題になってきた。

今回のような表彰式での行動も、両者の関係性を背景に一定程度容認されている面があるとみられ、今後のFIFA運営における政治色の強まりを懸念する声も一部で出ている。次回大会以降、スポーツと政治の距離感がどう扱われるのか注目される。選手たちの努力の結晶である表彰式が、本来の主役のための時間であり続けてほしいと願う声も多い。次回大会での表彰式がどのような形になるのか、今から関心が寄せられている。今大会全体としては大成功だったとの評価もある中、最後の一幕が話題をさらう結果となった。優勝したスペイン選手団の喜びが、この話題によってかすんでしまわないことを願うファンも多い。歴史に残る大会の記憶が、どのような形で語り継がれていくのか見守りたい。

元記事はこちら: トランプ米大統領、また表彰台にとどまる(Yahoo!ニュース)

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