藤浪晋太郎、今季初登板で3失点 立ち上がりに課題

藤浪晋太郎、今季初登板で3失点 立ち上がりに課題 スポーツ

DeNAの藤浪晋太郎投手が11日の巨人戦(横浜)で今季初登板・初先発を果たした。

結果は3回94球を投げて3安打3失点6四球という、制球に苦しむ立ち上がりとなった。

3者連続四球の波乱の立ち上がり

初回、先頭の浦田選手には150キロ超の直球を投げ続けたが四球。続く松本選手もフルカウントから156キロが低めに外れて2者連続四球となった。

キャベッジ選手にもフルカウントから四球を与え、いきなり3者連続四球という展開に、本拠地の横浜スタジアムがどよめいた。

ここで相川亮二監督が自らマウンドへ向かい、声をかける場面もあった。1イニングで36球を費やし、2失点を許している。

味方の援護と、3回での降板

DeNA打線は直後の攻撃でエンカーナシオン選手の3ランが飛び出し、逆転に成功した。

藤浪投手は二回を無失点に抑えたものの、3対2で迎えた三回に二塁打と四球で2死一、二塁とされ、同点の適時打を浴びた。2死満塁の場面は三振に仕留めたものの、うつむいてマウンドを降りている。

降板後は「ふがいない投球をしてしまい申し訳なく思います。この後もチームが勝てるように、ベンチから精一杯応援します」とコメントした。

なぜ制球が安定しなかったのか

藤浪投手は今季、開幕ローテーション入りを目指したもののかなわず、2軍からのスタートとなっていた。

4月中旬には右手中指を痛めて約1カ月実戦から離れる時期もあったが、その後は2軍で10試合に登板し防御率2.25と安定した成績を残していた。

直近の登板では6回3安打無失点という好投もあっただけに、1軍の初回でいきなり制球を乱した今回の立ち上がりは、本人にとっても誤算だったとみられる。

今後の起用に注目

藤浪投手はこれまでもコントロールの波が大きいことで知られる投手だ。オープン戦でも制球に苦しむ場面が度々あったと伝えられている。

今回の登板を経て、次回以降どのように立ち上がりを立て直していくのか、チームがどのような起用方針を取るのかに注目が集まりそうだ。

逆転勝利でチームを助けた打線

藤浪投手が立ち上がりで失点した分は、味方打線がすぐに取り返す形になった。

エンカーナシオン選手の3ランで一気に逆転したことで、投手陣にとっても精神的な余裕が生まれたとみられる。

チームとしては、先発投手の状態が万全でない中でも勝ち星を積み重ねられるかどうかが、今後のシーズンを占ううえで重要なポイントになりそうだ。

先発投手陣の駒が不足しがちな夏場のシーズン中盤にかけて、藤浪投手が計算できる存在に成長できるかどうかは、チームの終盤戦の戦いぶりにも関わってきそうだ。

本人が試合後に語った「精一杯応援します」という言葉には、悔しさとともに次への意欲もにじんでいた。次回登板でどのような投球を見せるのか、ファンの関心も高まっている。荒れ球と評されがちな投球フォームの微調整に、コーチ陣がどう取り組んでいくのかも見どころの一つだ。オープン戦の段階から左打者を並べられると制球が乱れやすいという傾向が指摘されており、対戦相手の打線構成によって調子の波が出やすい点も、今後の起用を考えるうえでの材料になりそうだ。移籍後、期待と不安が入り混じる中でのシーズンだけに、一つ一つの登板が今後の評価を左右する重みを持っている。次戦での立て直しを見せられるかどうかが、シーズン後半に向けた大きな分岐点になりそうだ。ファンとしても、荒れ球を含めた藤浪投手ならではの投球にどこまで期待を寄せられるか、複雑な思いで見守ることになりそうだ。

元記事はこちら: DeNA藤浪晋太郎3回3失点6四球で94球降板(Yahoo!ニュース)

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