「原発不明がん」とは?山田五郎さん死去で注目の病気

「原発不明がん」とは?山田五郎さん死去で注目の病気 社会

美術評論家・山田五郎さんが67歳で死去

美術評論家で雑誌編集者の山田五郎さんが7月14日、亡くなった。67歳だった。訃報は本人の公式YouTubeチャンネルを通じて伝えられた。

配信の中でマネジャーは、18日に親族や友人、関係者に見送られて葬儀を済ませたことを報告した。約2年間にわたり治療を続けながら、最期まで仕事を続けていたという。

「原発不明がん」とは、どんな病気なのか

山田さんの死因は「原発不明がん」とされている。これは、体のどこかにがんが転移していることは分かっていても、最初にがんができた場所(原発巣)を特定できないまま見つかるがんの総称だ。

通常のがん治療は、原発巣がどの臓器かによって治療方針が決まる。原発巣が分からないと標準的な治療法を選びにくく、治療の難易度が上がりやすいとされている。山田さんは2024年10月に「ステージ4B」の原発不明がんであることを公表し、抗がん剤治療などを続けていた。

幅広い知識で愛されたコメンテーターとしての歩み

山田さんは上智大学在学中にオーストリアのザルツブルク大学へ留学し、西洋美術史を学んだ。卒業後は講談社に入社し、若者向け情報誌の編集長を務めた後、フリーに転身している。

1991年にはテレビ朝日「タモリ倶楽部」に出演したことをきっかけに、バラエティー番組のコメンテーターとしても活動の幅を広げた。美術だけでなく時計やファッションにも精通し、軽妙な語り口で親しまれてきた人物だ。

最期まで貫いた「仕事人」としての姿勢

体調が悪化する中でも、山田さんは今月18日放送のテレビ東京の番組に出演するなど、活動を続けていた。歩行が困難になり車いすを使うようになってからも、YouTubeでの発信を続けていたという。

登録者数の目標を語るなど、最後まで前向きに仕事と向き合う姿を見せていた山田さん。長年にわたり培われてきた知識や語り口を懐かしむ声が、今も各方面から寄せられている。

元記事はこちら:山田五郎さん死去 67歳 「もう死ぬよ」告白から5日 ステージ4Bがん闘病も最期まで仕事続ける(Yahoo!ニュース)

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