訴訟予告通知書とは?西野亮廣が使った言葉の意味

訴訟予告通知書とは?西野亮廣が使った言葉の意味 エンタメ

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが8月25日夜、自身のXで「【訴訟予告通知】インパルス堤下敦氏に対する法的措置について」と題した長文を投稿し、大きな話題になっている。きっかけは、堤下さんの上半身の画像が使われた投稿を西野さんが引用していじったことに、堤下さんが反応して言葉を返したことだった。

この投稿をきっかけに「訴訟予告通知書とは何か」を調べる人が増えている。この記事では本来の訴訟予告通知書の意味と、今回のやり取りの経緯を整理する。元記事はこちら

今回のやり取りの発端

発端は、西野さんの会社スタッフが投稿した、堤下さんとのLINEやり取りのスクリーンショットだった。すね毛の脱毛施術予約をめぐる内容で、堤下さんの上裸画像がスタンプ的に添付されていたという。西野さんはこの投稿を引用し、堤下さんをいじる文章を書き込んだ。

これに堤下さんが反応し、「軽々しくスタンプの様に自分の部下に、こんな写真使うな!」などと投稿でやり返した。すると西野さんは、この堤下さんの投稿を引用する形で、冒頭の「訴訟予告通知」と題した長文を書き始めた。

訴訟予告通知書とは本来どんな文書か

訴訟予告通知書(訴訟予告書)とは、本来は債権者や債権回収会社が、借金や未払い金を滞納している相手に送付する文書のことを指す。「このまま支払いに応じなければ、民事訴訟や支払督促などの法的手続きに移る」という警告の意味合いを持つ書面だ。

ただし法的な効力そのものは限定的とされる。期限までに支払いがなかったからといって、必ず訴訟が起こされるわけではなく、あくまで任意の支払いを促すための文書という位置づけだ。もっとも、これを無視し続けると、実際に支払督促や訴訟に発展し、給与や財産の差し押さえに至るケースもあるため、届いた場合は放置せず内容を確認することが勧められている。

西野さんの投稿の中身

西野さんは長文の中で「インパルス・堤下敦氏より、私が同氏の写真をLINEスタンプ代わりに使用していること、また毎週『キングコング』のYouTubeチャンネル内において、同氏に対する誹謗中傷を継続していることについて、『訴える』との申し出がございました」とつづった。

さらに「過去にルミネtheよしもとのエレベーターホールにおいて、私は同氏によって持ち上げられ、そのまま美術セットの廃材等が入っていた巨大なゴミ箱に投げ入れられるという事案がございました」など、堤下さんとの過去のやり取りをコミカルな筆致で列挙していった。

途中から話題が変わっていく構成

この投稿の面白さは、後半になるにつれ話の中心が堤下さんから、かつてパワハラ疑惑騒動が報じられたTKO・木下隆行さんへと移っていく点にある。西野さんは「TKO木下氏が後輩芸人にペットボトルを投げたことで社会的に抹殺されたというのに、なぜ堤下氏による一連の暴力行為については、これまで何の問題にもなっていないのか」とつづり、木下さんの過去の騒動に言及し始めた。

最終的には堤下さんへの言及がほぼなくなり、木下さんについての文章で締めくくられるという、SNSらしい脱線構成になっている。この「話が変わっていく」流れ自体が、フォロワーから「話変わってるのもウケる」といった反応を集めた要因のひとつとみられる。

TKO木下のペットボトル事件とは

文中で触れられている「ペットボトル事件」は、2018年12月28日、松竹芸能の芸人による年末恒例のオールナイトライブ直後に起きた出来事とされる。楽屋で後輩芸人に中身入りのペットボトルを投げつけたことが問題視された。

背景には、同年に開かれた先輩芸人の結婚祝いパーティーで集めた会費8万円をめぐる、後輩とのやり取りがあったとされる。ライブの企画コーナーで後輩がその件にあえて触れる発言をした際、木下さんがうまく切り返せず、感情的になってしまったという経緯が伝えられている。木下さんは翌2019年に所属事務所を退所した。

西野さんと堤下さんの関係性

西野さんが投稿で触れている「ゴミ箱に投げ入れられた」というエピソードのように、堤下さんと西野さんの間には、テレビやYouTubeの企画を通じて、先輩・後輩といういじりの関係性が以前から存在するとみられる。今回の一連の投稿も、こうした関係性を踏まえたやり取りの延長線上にあるといえそうだ。

西野さんは「キングコング」のYouTubeチャンネルでも積極的に発信を続けており、今回のような軽妙なやり取りも、日頃のコンテンツ制作の延長として捉えられている面がある。

フォロワーの反応

今回の投稿には「話変わってるのもウケるし、吊し上げ社会をイジってて好き」「こういう使い方最高っすね!」「相手が途中から木下さんになってるんだがww」など、構成の妙を面白がる声が多く寄せられた。

「訴訟予告通知」という、本来は深刻な意味を持つ言葉をあえてコミカルな文脈で使うことで、笑いに転化させる手法として受け止められているようだ。

西野亮廣さんのマルチな活動

西野亮廣さんは、お笑いコンビ「キングコング」のツッコミ担当として活動する一方、絵本作家、実業家としても知られる。株式会社CHIMNEY TOWNの代表取締役を務め、絵本「えんとつ町のプペル」の制作・映画化や、オンラインサロンの運営など、芸人の枠を超えた活動を展開してきた。

今回の投稿の末尾も「株式会社CHIMNEY TOWN 代表取締役 西野亮廣」という肩書き付きの署名で締めくくられており、あえて公式文書のような体裁を装うことで、コントのような面白さを演出したとみられる。

インパルス堤下敦さんについて

堤下敦さんは、お笑いコンビ「インパルス」のボケ担当として活動している。相方の板倉俊之さんとともに、テレビのバラエティ番組を中心に幅広く出演しており、体を張ったリアクション芸でも知られる存在だ。

今回のように後輩芸人へのいじりに対して間髪入れずに強い言葉で返す掛け合いは、堤下さんの持ち味のひとつとして、以前からファンの間で親しまれてきた。

読者が気になっている周辺情報

今回の件をきっかけに、実際に訴訟予告通知書が届いた場合の対処法について調べる人も増えているとみられる。本物の訴訟予告書が届いた場合は、無視せず内容を確認し、必要に応じて弁護士など専門家に相談することが基本的な対応とされる。

また、西野さんは今回の投稿の12日前にも、直前の投稿で木下さんをいじったことについて長文で謝罪する投稿をしている。今回もどのような形で話が続いていくのか、SNS上でのやり取りの行方に引き続き注目が集まりそうだ。

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