日本サッカー協会が、来年のアジア杯までの契約延長が確実な森保一監督の後任候補を、U-21日本代表監督の大岩剛氏に一本化していることが分かった。
28年ロサンゼルス五輪を目指す代表チームとの兼任となり、来年3月の国際Aマッチ週間から指揮を執る見通しだ。
後任選びの経緯
日本協会が森保監督に提示した異例の半年間の契約延長は、後任に「大岩監督ありき」で設計されたものだったという。
宮本恒靖会長と山本昌邦技術委員長を中心に、U-21日本代表が控えるアジア大会や、ロス五輪のアジア出場枠が削減されたことなどを踏まえ、どの形でバトンを託すのが最善かを模索してきたとされる。
大岩剛氏の実績
大岩氏は24年パリ五輪をオーバーエージ枠を使わずに8強に導いた実績を持つ。
日本史上初めて五輪世代の監督を続投させたことで、日本協会はこの時点で将来的にA代表の指揮を託す構想を描いていたとされる。今年1月のU-23アジア杯を、他国より2歳下の21歳以下のチームで連覇したことも、評価を確固たるものにした。
外国人監督ではなく日本人路線を継続
日本協会は森保監督の後任候補に、一時は世界で実績のある外国人指導者もリストアップしていたという。
しかし招聘には10億〜20億円規模の予算が必要になる点や、18年ロシア大会を指揮した西野朗氏から積み上げてきた「日本らしさ」を追求する観点から、日本人路線の継続を決めたとされる。
兼任体制のメリット
森保監督がA代表と五輪代表の監督を兼任し、円滑に新陳代謝を進めてきた成功例が、今回の兼任プランを後押ししたとみられる。
大岩氏はW杯期間中に日本代表のベースキャンプ地を訪れるなど、森保監督との関係も良好とされ、監督交代後も代表チームとしての一貫性が失われないことが期待されている。
今後の見通し
森保監督のもとで主力を担ってきた東京五輪世代が30年W杯では30代となるため、一定程度の世代交代は避けられない状況だ。
大岩氏がどのような形でバトンを受け継ぎ、日本協会が掲げる50年までのW杯優勝という目標に向けてチームを作り上げていくのか、今後の采配に注目が集まる。
過去にはフィリップ・トルシエ氏がA代表とU-21代表を兼任し、2000年シドニー五輪での8強入りや02年W杯での決勝トーナメント進出を成し遂げた実績がある。大岩氏がこうした先例に続けるかどうかも、今後の注目ポイントになりそうだ。
森保監督のもとで確立されてきたチームの土台をどこまで維持しつつ、新たな色を加えていけるか、大岩新体制の手腕が問われることになる。
五輪代表とA代表という2つのチームを同時に率いることは、選手層の見極めや戦術の統一という点で難易度の高い仕事になる。大岩氏がこれまで積み上げてきた実績が、今後どこまで生かされるのか注目される。
正式な就任発表がいつ行われるのか、また来年3月の初陣に向けてどのような強化試合が組まれるのかも、今後のサッカーファンの関心事になりそうだ。
森保監督から大岩監督への移行期をどう乗り切るかも重要なポイントだ。アジア杯という大きな大会を控える中、指揮官交代のタイミングがチームに与える影響を最小限に抑えられるかが問われる。今後の代表チームの歩みを、引き続き見守りたい。正式発表を心待ちにするファンも多いはずだ。詳細な体制が固まり次第、続報を待ちたい。日本サッカーの新たな時代の幕開けとなるか注目したい。ファンとしても新体制への期待を膨らませたい局面だ。日本代表がこの先どのような戦いを見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。
元記事はこちら: 日本代表 森保監督後任は大岩剛氏に一本化へ(Yahoo!ニュース)


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