お笑いタレントのカンニング竹山さんが9日放送のCBC・TBS系情報番組『ゴゴスマ』に出演し、フジテレビのドラマ「夫婦別姓刑事」を巡る一連の騒動について、約3分間にわたり持論を展開した。
「ボタンのかけ違い」を指摘
竹山さんは「そもそもハラスメントなのかな、これって考える時あるんですよ」と前置きした上で、「テレビ局側と制作側がなんでボタンのかけ違いをはじめからしたんだと。
言うことを言って、中に入ってちゃんと仲介してちゃんと話せば良かった問題でしょ」と、当事者同士のコミュニケーション不足に問題があったとの見方を示した。
「文字にすると、いかにもハラスメントだ、みたいに思うんだけど、そういうことじゃなかったんじゃないの」とも述べ、文章化された経緯だけでは実際のニュアンスが伝わりにくいことにも言及した。
文春報道への苦言
竹山さんはさらに、報道を続ける『文春オンライン』についても言及。「もう文春さんやめませんかっていう、もう芸能とか扱うのやめません?っていう。
これ大して取材もできてないよねっていう」と厳しい口調で語り、「もっと品格ある雑誌だったんじゃないですか」と過去の同誌のあり方と対比させた。
かつて同誌の編集長と食事をした際に聞いたという「結局うちは息の根までは止めないんだ」というポリシーに触れ、「これに関してはもうポリシーもないし、もう騒ぎ立ててるだけなんじゃないの」と苦言を呈した。
一方で「文春さん側の事情もわかります。紙媒体が売れないとか」とも理解を示しつつ、「結局これやってて誰が得したの」と問いかけ、「僕がこうやってこのことについてテレビでしゃべっていることもそう」と、自らを含めたメディア全体のあり方にも自省を込めて言及した。
カンニング竹山さんとは
カンニング竹山さんは、お笑いコンビ「カンニング」のツッコミ担当として活動する一方、近年はワイドショーや情報番組のコメンテーターとしても幅広く活躍している。歯に衣着せぬ発言で知られ、芸能ニュースやスポーツ、社会問題まで幅広いテーマに切り込むスタイルが支持を集めている。
今後の展開に向けて
今回のようにタレントや文化人が騒動について私見を述べる場面は、報道が長期化するにつれて増える傾向がある。当事者ではない第三者の発言が、世論の受け止め方にどう影響していくのかも、今後注目されるポイントの一つだ。
『文春オンライン』側が今後どのような続報を出していくのか、またフジテレビや当事者側の対応がどう展開していくのかにも、引き続き関心が集まりそうだ。
竹山さんの発言は、当事者を一方的に断罪するのではなく、双方の言い分や報道のあり方そのものに目を向けた点で、これまでのコメンテーターの発言とはやや異なる切り口だったとも言える。芸能報道全体のあり方を問い直す議論に発展するのか、今後の反応にも注目したい。
テレビの情報番組でこうした批評的なコメントが取り上げられること自体、報道する側とされる側の関係性を視聴者が改めて意識するきっかけになっているとも言えそうだ。他のコメンテーターやタレントが今後どのような発言をするのか、番組ごとの反応の違いにも注目したい。
長期化する騒動の中で、当事者以外の発言がどこまで世論を動かす力を持つのか、今後の推移も見守りたいところだ。竹山さんのような率直な物言いが視聴者からどう受け止められるかによって、今後のワイドショーでの騒動の扱われ方にも変化が出てくるかもしれない。
番組出演のコメンテーターが、報道機関そのものへの苦言を公の場で口にするのは決して珍しいことではないが、それだけ今回の騒動が長期化し、関係者への影響が大きくなっていることの表れとも受け取れる。


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